Kindle版で本日、『閉じたる男の抱く花は』を出版しました。
この本は、2001年4月に講談社より発刊された同タイトルの作品を大幅に改稿したものです。
大学卒業の謝恩会の夜、祈紗(きさ)は泥酔した友人に絡んできた男から友人を助けようとして、その男に拉致されてしまう。想像だにしなかった暴力と辱めの一夜のあと、祈紗は日常にもどされるのだが。男は殺人犯なのか。
疑いを抱きつつ、祈紗は男を探しもとめる。
2人の男と1人の女の関わりは、わたしの好きなシチュエーションですが、一部暴力的な描写もあります。まったく売れなくて大変悲しかった作品です。
AmazonのKindleでのみ公開してます。
「本で」とおっしゃったくださった方もいたのですが、オンデマンド出版はまだ方法がわからないので、これから手探りになります。
しばらくは誤字脱字探しで、手直しするでしょう。
みなさまよろしくお願い申し上げます
そして、遅くなりましたが、『小説現代』2021年7月号に短編「ライトニング」が掲載されました。リンクはこちら→
性愛特集ということでどうなるかと思いしたが、なんとか無事に。
機会がありましたら、こちらもどうぞ。