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電子書籍化した本が増えましたので、リスト化してみました。 (版元さんから販売中の本は こちらです。 ) 参加したアンソロジー 『 美味しい旅 初めて編 』 、 『ここだけのお金の使い方』 もよろしくお願いします!   【電子書籍】Amazonkindleと楽天Kobo、カドカワB...

2019年3月18日月曜日

『愛は、こぼれるqの音色』時系列


新刊『愛は、こぼれるqの音色』は、黒丸を主人公としたSF短編(同タイトルで、SFアンソロジーNOVA5収録)とその続編になっております。


紙の刊行物と、kindle自家出版で、ここ8年ほどのあいだにわたしが自分のために書いていたシリーズであります。
(寝る前に投稿したせいか、日本語がボロボロでした。修正しました…(´Д`))

舞台設定として共通してるのが、緑陰病院です

もちろん架空の存在でして、築地市場跡に建つことになってましたが、この設定は微妙でしたね…

年代ごとに並べるとこんな感じです。ほぼ電子書籍ありです。(逆奏コンチェルトには電子版がありません)

『アンドロギュヌスの皮膚』(河出書房NOVAコレクション)  2013/12/2
 
②『逆奏コンチェルト徳間書店 (2010/6/17)
 「ゴースト」収録

NOVA 5---書き下ろし日本SFコレクション  河出書房新社 (2011/8/5)

 「愛は、こぼれるqの音色」収録

⑤『愛は、こぼれるqの音色  アトリエサード・書苑新社 (2019/3/25)

  「愛は、こぼれるqの音色」「密室回路」収録

⑥『暗い惑星 Kindle版』KDP( 2017/04/27
  「妹の死」と「再会」収録

⑦『カメレオンマン1』KDP(2012/11/13)ロマンス小説

⑧『カメレオンマン2』KDP(2012/11/13)ロマンス小説

⑨『カメレオンマン3』KDP(2012/11/13)ロマンス小説


②と③のあいだに入る話も書きかけてたんですが、技術のことで挫折したきり、中断です。
これが完成してないのが、ちょっと心残りですが、
一通り話がつながっております。
人物表については、新刊がでましたら解説します~(*^^)v



              沖縄土産のサニーゴ(と見本刷り)
 

2019年3月7日木曜日

愛は、こぼれるqの音色

完全に油断してました。
あわてて記事を書きました。

愛は、こぼれるqの音色

書影がでてました。
アトリエサードさんから。
http://athird.cart.fc2.com/ca9/257/p-r1-s/




電子書籍化はたぶんありませんから、紙媒体のみだと思います。。

わしのたぶん最後の紙の本になるでしょう本が、かつてない美麗なイラストです。
画家は、かの土田圭介氏です。
鉛筆画の、一度みれば記憶に刻まれるような絵を描く画家さんで(正直、わしは畏れ多くて、「本当ですか」と何度も確認してしまったのですが…)、ご存知の方も多いと思います。


収録は2作品です。
「愛は、こぼれるqの音色」は、2011年に大森望さん編集の『NOVA5』というSFアンソロジーに収録された短編です。
その世界観を引き継いだ「密室回路」も書いたのですが、2.11の余波と、リーマンショックで没に。。。

わしもすっかり忘れてたころに、アトリエサードさんからだしていただけることになりました。
8年放置してたので、SFが、単なる密室ミステリになってますが!!


解説は岡和田晃さん、帯は大森望さんです。。
大森さんの帯文の最後の二行が、情け容赦なし。。







2019年3月6日水曜日

自由業者の老後

年金事務所から送られてくる年金の通知。
老後にもらえる年金をながめて、「もうちょっと会社勤めを長くやってればよかったなあ」と後悔した自分であります。

その年金も本当にでるのでしょうか。

タイトルの話です。
自由業と書くと、なんだかカッコよく聞こえます。
でも、要は零細下請け会社なんですよね。しかも組合もありませんから、補償も交渉能力もありません。

生かすも殺すも発注元次第の下請け、発注をだしてくれるところに嫌われれば、あっというまに干上がります。
原稿を1年かけて修正を重ねて、ようやく出版の過程に入る直前まできて、「営業方針が変わりまして、本がだせなくなりました」
……
これが日常茶飯事なのです。1年かけたのに、1円もでないのです。
そして訴えることもできません。。
いえ、一度だけ没原稿の稿料がいただけたのですが、あれは遥か昔のバブル全盛期。当時としても特別なことだったのだと思います。
あまりにも没が度重なりますと、海溝のような深い諦観といいますか、奴隷のような運命論に陥って、何をしてもダメなのだと考えるようになります…
2年前にお会いした編集様に、「そんなのビジネスじゃないですよ!」と怒られまして、救われましたが。


苦しさの大半は、「作家である自分を諦めるのが難しい!」ということでした。
転職を考えて放浪したのですが、社会から引っ込んでいた時期が長すぎて、いろいろと使い物にならなくなっているのです。事務能力も致命的に欠けてますし、職場の人間関係が下手すぎて…研修でアウト(´Д⊂ヽ
なんというかリストラと同じです。自由業にもあるのです。

転職先がないので、自分を発注元にしてまた書きはじめたのですが、そのときに、「凹んだときは萌えでハッピーになる💓」という萌えの基本法則に、はじめて気が付きました。同人時代がなかったものですから、ほしは知らなかったのですよ…。

今は依存症のように毎日書いております。
ほんとに合法的で生産的なドラッグですよね。創作って…

最近は英訳が楽しくて、やればやるほど面白くて、やめられない状態にはまってます。
そのうち電子書籍を使ってこっそり英語でだすかもしれません。

萌えは生きるために必要ですね~~(魂の叫び)