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2016年1月21日木曜日

後片付け

前回のブログで、「カレンダーが欲しい」と書いたところ、一週間もたたないうちにいただいたり、拾ったりで、あちこちから集まりました。
今、部屋には半ダース以上のカレンダーがございます。

欲しいものは欲しいと口にださないといけませんね。

仕事ほしいー!!

書き込み用の実用的なカレンダーをそばに、美麗なイラストカレンダーを正面にながめて楽しみにふけっております。

1/16日の創土社さんの新年会では、昨年のクトゥルー本表紙の美麗なカレンダーや、イラストレーターtoさんの画集をビンゴでいただきまして、とっても幸せでした。

引きこもりのわたしは、思いがけないうれしい出会いもありまして。
寒波で縮こまってますが…。


一時、仕事がなかったころ、すごい落ち込んでたのですよね。
自分が社会的に無になったようで、毎日悲しかったのですが、そういう状態を抜けると、ふっと楽になりまして、今は好きな本を好きなだけ読んでおります。
あと、「片付け」が人生後半のテーマ。

役めの終わった資料や古い書類を整理して、古い服をごっそり捨てました。
自分で買うのは電子書籍で、電子書籍になってない本は図書館で借りることにしてます。
紙の本はイベント用というか、愛蔵品として残しております。



自分で片付けた中で最大のものは、「実家」です…。


すごく大きな老朽化した家で、しかも鉄骨なので、更地にするのも費用がかかり。
長年、家族が一人住まいをしておりまして、しかも病人でありましたので、手入れなどできず。
下の階を知り合いに借りてもらいまして、本来、メンテナンスなどしないといけなかったのでありますが、病人の介護でそこまで手が回りませんでした。
借りてくださったかたに、介護がおわって一段落したあと、家をお譲りしました。

そのときの肩の荷が終わりた感覚は、言葉に尽くせないほど。。
それまでは、実家のある地方を豪雨や台風がおそうたび、「また家に被害がでたのではないか」とひやひやしてたんであります。
家の修理って、100万200万吹っ飛ぶのですよね…。
老朽化が進行していたので、通行人やうちの駐車スペースにひさしの一部が落下するという事件も。

ニュースやテレビで取り上げてる通りの「実家の老朽化」問題です。

今から思えば、親の葬儀のあとに、片付けて売ってしまえばよかったのです。
しかし、「片付ける」というのが大変で。
自分で片付けながら、業者も頼んだりしてたのですが、うちは商売をやっていて古いものが山のようにあったため、とてつもない量がのこっていて、過労でぶっ倒れそうになりました。。
さらに病人の身内のために部屋を探すのもむつかしく。
無職の独身者に部屋を貸してくれる大家さんなんて、ないのですよね。
公営住宅に入れないかと相談にいったところ、

役所「市内在住の保証人を二人たててください

なんのための公営住宅なんすか…。
保証人が二人用意できるなら、民間で借りてますよ…。

地方が空き地と空き家だらけになって、残ってるのは役所と公務員だけという惨状の理由がよくわかります。
ともあれ、長年、わたしにのしかかっていた家の問題は消えました。


あとはお墓です。
このお墓がお金がかかりますので、どうしようかと悩んでおります。
老後破産した人の実例集とかドキュメンタリーが、最近多いのですけど、その原因で多くあるのが「親の墓」なんですよね(笑)
うちも親の墓が菩提寺さんにありまして、永代供養するにも、公営墓地に移すにも、300万400万吹っ飛ぶので、生きてる人が暮らせなくなっちゃうのです。
公営墓地に墓を建ててくれればよかったのに、、と死んだ親に愚痴をいいたくなります。


みなさん、お墓をどう対処しているのか教えていただけるとうれしいです。



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