わたしのkindle自家出版というのは、マイアーカイブ計画なんですね。
つまり大昔のコバルト文庫の本が、歳月を経てボロボロに朽ちるので、朽ちない形で、簡単に取り出せるところに置きておきたい、という動機がもとです。
それなりに売れるので励みになってますが、困るのがAmazonがアメリカ企業だということ。
アメリカ国外在住者なので、なんもしないと30%の税率をかけられちゃうのです。
ですから、日本でも税金を払ってますよ、ということで、米国の納税者番号ITINをとって、通知していたんすけど。
この取り方が厄介で。
個人向け米国 TIN の申請
2013年時は、まだ簡単でした。このときは、Faxでレターとフォームを送れば、夜中に返信がきてITINがもらえたんす。
ところが~、2013年に税制度がかわり、何十年も使えるはずだったITINが5年ごとに申請が必要になりまして、さらに申請にはパスポート認証ってのが必要に。
パスポートは切れているわ、パスポート認証は米国大使館にいって(要予約)50ドル払って認証してもらったうえで、アメリカ歳入庁に郵送しなきゃならんわで、そこで審査してもらわねばならず、審査の結果番号を送り返してくるから、それを報告するという具合で、ぐぉぉぉぉとなってました。
で、米国大使館の予約が二週間も先になってて、「12月には間に合わないなあ」と思いながら、もう一度読み返したところ、
「出版者の居住国と米国との間に所得税に関する租税条約が締結されている場合は、米国の源泉徴収税率の軽減措置を受けられることがあります。米国が租税条約を締結している国の一覧、および租税条約に基づく税率については、IRS の Web サイトをご覧ください。」
租税条約…って、日本とアメリカは条約を締結してます。しかし、前回申請したときは、日本には納税者番号がなくてアカンかったんですよ。
うーんorz…と思いつつ、もう一度よくよくみたところ、
マイナンバーだった…!!
これが、日本の納税者番号なのかぁぁぁぁ!!
情報弱者だったよ。。
知らずにパスポート更新しちゃったよ。
(まあ、パスポートはあったほうがいいけど)
ありがとうマイナンバー…。
でもしかしそれにしても(´Д`)
マイナンバーってそうだったのね。。
ということで、さっそくKDPの税に関するインタビューを修正してきました。
①米国以外の出版者の源泉徴収税
右上のアカウントをぽちり、サインイン。
税に関するインタビューを受けます。
説明書の手順通りに米国在住者以外、在住国日本、個人とチェックをいれていきますと、最後のページに日本の納税者番号を求められるので、そこに記入すると終わりです。
住所と書名は、ローマ字じゃないと記入できません。
あっしはペーパーレスで、電子署名にしました。(書面は面倒臭いので…)
で、終了。
なんか簡単になりました。(´_ゝ`)
はじめまして!昔の読者です。(一度だけ、今思えば無礼なファンレターを書いたことがあります。絶版の本が見つからないと泣き言を連ね、どこかで先生があとがきにお返事してくださって、顔から火を吹きました。その節は本当申し訳ございませんでした)
返信削除30年近く昔、コバルトで読んでたお話に再び出会えて感涙です…(ToT)
多感な年頃に出会った先生のお話の数々は、今なお私の人格形成に影響を与えております。
いまだインド料理食べる時には、頼はどんな優雅な所作だったんかなーと思ったり。
私自身、両親が離婚して祖父母に育てられたので、モネに自己投影してた部分もあったかもしれない。モネが飄々としてくれてたので、私は自分を可哀想だとジメジメし続けないでいられたのかもしれません。
先生に失礼なことをしてしまった、読みたくて読みたくて見悶えていた
『王子様は、孤独』をとうとう入手した(10年以上探しました!)ことも、もはや懐かしい思い出です。あ、今もちゃんと大切に本棚にあります!
絶版になってしまったコバルト本を探すにも、当時はパソコンを持っていない子供だったので、古本屋を見つけては、オレンジ色の背表紙を探す毎日でした。充分に大人になってから、ネットでやっと見つけた時は『出世の本懐を遂げました』って気持ちでありました。
先生が自ら苦労なさって、こうやってまたいつでも読めるようになって、本当生きててよかったわーと思っております。
海老名さまお久しぶりです。
削除本は、とくにライトノベルスは消耗品で、あっというまに市場から消えますし、探すのも大変で、それでも覚えていてくださる方がいて、本当にうれしく思います。
ピュアミントの登場人物たちは、わたしにも特別でしたので。
まとめられてよかった…
『王子様は孤独』は売れなかったこともあって、ハードルが高いですね。うちもテキスト原稿がみつかりませんので…。これはkindleにできないかも、です。
私もはじめましてです。
返信削除おまけに、突然で申し訳ありません。
電子書籍限定の作品を目当てにキンドルを購入して、図子先生の作品を読むことが出来て、とてもとても感動しています!
カメレオンマン面白かった~
一気に読んだので、細かい部分に思いをはせることが出来なかったので、これから何度も読み返して、妄想にひたりたいと思います。
Wikiからこのブログに辿りついたのですが、事情もよく知らずに「新作でないのかな~?」と思いながら紙書籍を何度も読み返していました。売れないと次は出ないのですね…
ありがとうございます~。楽しんでいただけてうれしいです。紙媒体は採算のハードルがきびしうございまして、わたしの身ではむつかしく。
削除そのうちお知らせできることもあるかもしれません。(*´ω`*)ワカンナイノ