2019年6月3日月曜日

Web連載


つい最近、我が家の子どもが就活をしまして。

「口をだすまい」と思っても、口だししちゃうんですよね。
「進捗、どう?」
子ども、こんなんです。。。

口はさまんといて!      
@いらすとやさん

たまたまその時期に、「就活に関する本を書きませんか」という企画があり、荒ぶる就活生を放置して、わしはひたすら仕事をしました。
で、版元さんのほうのAIの企画と合体した本ができあがりました。

5分でわかる10年後の自分 2030年のハローワーク

担当さんがたには助けていただきました…

んで、今、大波を超えて、子どもの就活をつらつら思い返すと、調べた通りのことが、世の中で進行中なのであることを実感しました。

そこで本の補足という形で、ウェブ雑誌に書くことになりました。
(詳しいことがわかりましたら、追って告知します)

なんというか進路を考えずに、流されるまま進学してしまうと、苦労しますね。
学生の時の自分のことですが!!

獣医になるつもりで理系の勉強してたんですが、突然獣医学部が6年制になってしまい、「うちは6年も学費は払えないのよ」と親に言われましてやさぐれて、広大の総合科学部にいったんですけど。



もしあのとき、薬学部にいけとアドバイスしてくれる人がいればなあ…
とよく思います。
たぶん薬学部を受けてましたね…(仕事に困ることもなかったであろう)
でも、当時の家庭環境は進学どころではなかったのでした。
家の中は病人だらけで、父親が高2で亡くなったから進学できた、という世の中の逆のことになりました。お金はなかったんすけどね。
理由は割愛しますが、デススパイラルな我が家の状況で、「子が生き残るには大卒資格が必要」と母親が考えてくれたからでした。

生活費カツカツ,大学四年まで泊まり込みのバイトをしてたものですから、就活の準備もなく、
ただ、面白そうという感覚だけで、目に入った印刷会社に入社して制作に放りこまれてコピーライターに。あけても暮れても企画書を書くブラックな環境で2年足らずで逃げだして無職に。
親兄弟の介護をしながら、1年半後には、小説家デビュー。
小説家になるには丁度いい経験だったのですけど。
よそ様にはおすすめできない進路でございます(´Д`)。

今もまだ生きてるのは、たまたま運がよかっただけ…




2019年5月3日金曜日

連休真っただ中



連休らしいことを何もしない連休
仕事漬けの3月までの反動で、本をむさぼり読んでます。。

上の絵は、土田圭介画伯の展示会で、うちの子になった妖精さんです。

土田圭介画伯は、『愛は、こぼれるqの音色』のイカす表紙イラストを描いてくださった方です。
お会いできて感激しました。
こんなときは本当に都内に住んでいてよかった😊と思います。

今後、本がでる予定はまったくないので、がんばって販促に努めております。
第二十八回文学フリマ東京 (2019/5/6)用に、チラシもこしらえました。
アトリエサードさん)のブースです。来て!!



先月の末に、進路本がでました。

5分でわかる10年後の自分 2030年のハローワーク

ページ数の都合で、使わなかった原稿の一部などをnoteで補足しようと考えております。
(連休中ですので、まだ放置状態)

進路といえば、この季節って、毎年恒例の子どもの日のアンケートがありますね。
メディアが発表する「将来なりたい職業ランキング」です。

【将来なりたい職業は?】

公務員だったり、ユーチューバーだったり、世相を反映した職業いろいろ。
この質問に、もう一つ問いを付けてくれれば、もっと参考になるのに~と毎年思います。
「夢を実現させるために、今、何かしてますか?」

職種によっては、幼少時からはじまってたりします。お医者さん、芸術方面、スポーツ。
特に、「プロのスポーツ選手になりたい子ども」は、何かしているはずです。

というのも、「プロのスポーツ選手」への道筋は、子どもとその保護者に、はっきり見える化されてますので。
地元のチームに入り(親はいろいろお試しする)、どれか見込みがありそうなら続けてみて、上を目指してリトルリーグのような下部チームに入り、中学になれば全国大会に出場するようになります。
中には、そのスポーツの盛んな国へ留学するお子さんもいるでしょう。

この間、親は、練習のたび、クラブの保護者らと当番制で見守り、送り迎えをします。
クラブの対外試合には裏方もやります。車をだしたり、朝早く起きて河川敷の試合場の予約に並んだりします。
かなり忙しいです…

さらに、ジュニアスポーツの世界には、大物のコーチが存在していて、指導する子どもの進路を決めてしまう場合もあります。

親は、大学付属の名門校にいかせたいのに、コーチは他の強豪校に子どもを進学させる約束を勝手に受けていた…みたいな話を身近で聞きました。子どもは子どもで、地元の一貫校にいきたいといったり(強い運動部はなし)。
コーチと親と本人で、利害が一致してない場合もあるのです。

結局、そのスポーツ少年は、クラブをやめて、一般入試で親がすすめた学校に入学したそうです。
今は、マイナーなスポーツに転向して活躍してるのだとか。

本人は、実はそのスポーツにこだわってなかったんですね。(運動部がよわよわの一貫校を希望したことでもわかる)
単に近所に強いチームがあって、友だちが入ったから自分も入り、名門校に受かったから入学して、マンモス部活に萎えて、マイナー部活にチェンジ。

自分がより活躍できる場を求めて、さっと動けるこの子は、賢いなあ、と感心しました。親御さんは、その名門校に思い入れがあったので、しょんぼりしたらしいですが。。



子どもの夢(といいつつ親の夢なんすよね)を叶えるには、環境が大事ですね~

(カップルだらけだった某庭園の花散り。カップルが途切れた隙を狙った一枚)




2019年4月9日火曜日

5分でわかる10年後の自分 2030年のハローワーク

 今年は本がなぜかつづけてでますが、単なる偶然です…。

5分でわかる10年後の自分 2030年のハローワーク』、

何年ごしの企画になるのでしょうか。
エージェンシーの担当様が粘りづよく売り込んでくださって、何社か轟沈しましたあと、たまたま版元さんの方にも、子ども向けの本の企画があったということで、合体!!

でも、わしで…いいの?

と悩んでいたんですけど、膨大な資料を読んでいるうちに、なんだかわからなかったこともわかるようになりまして。
専門家が書いたAI本は、それこそ山のようにあるわけですから、「保護者からみた進路本」の一つとしてとらえてくださいませ。

個人的に、学校だPTAだ就活だで振り回されるうちに蓄積した知識を、他の人にも伝えたい!!という思いもあります。
(いまだ試行錯誤中です…)

そもそもが、子どもは、親の小言など聞いてくれないわけです…
親が必死になればなるほど、子は「あー、ハイハイ、いつもの話ね」と慣れて、小言スルーばかりあげてしまうのでした(´Д`)


監修してくださった山口優先生には、感謝で一杯です。
(AIの現役開発者です…)












2019年3月18日月曜日

『愛は、こぼれるqの音色』時系列


新刊『愛は、こぼれるqの音色』は、黒丸を主人公としたSF短編(同タイトルで、SFアンソロジーNOVA5収録)とその続編になっております。


紙の刊行物と、kindle自家出版で、ここ8年ほどのあいだにわたしが自分のために書いていたシリーズであります。
(寝る前に投稿したせいか、日本語がボロボロでした。修正しました…(´Д`))

舞台設定として共通してるのが、緑陰病院です

もちろん架空の存在でして、築地市場跡に建つことになってましたが、この設定は微妙でしたね…

年代ごとに並べるとこんな感じです。ほぼ電子書籍ありです。(逆奏コンチェルトには電子版がありません)

『アンドロギュヌスの皮膚』(河出書房NOVAコレクション)  2013/12/2
 
②『逆奏コンチェルト徳間書店 (2010/6/17)
 「ゴースト」収録

NOVA 5---書き下ろし日本SFコレクション  河出書房新社 (2011/8/5)

 「愛は、こぼれるqの音色」収録

⑤『愛は、こぼれるqの音色  アトリエサード・書苑新社 (2019/3/25)

  「愛は、こぼれるqの音色」「密室回路」収録

⑥『暗い惑星 Kindle版』KDP( 2017/04/27
  「妹の死」と「再会」収録

⑦『カメレオンマン1』KDP(2012/11/13)ロマンス小説

⑧『カメレオンマン2』KDP(2012/11/13)ロマンス小説

⑨『カメレオンマン3』KDP(2012/11/13)ロマンス小説


②と③のあいだに入る話も書きかけてたんですが、技術のことで挫折したきり、中断です。
これが完成してないのが、ちょっと心残りですが、
一通り話がつながっております。
人物表については、新刊がでましたら解説します~(*^^)v



              沖縄土産のサニーゴ(と見本刷り)
 

2019年3月7日木曜日

愛は、こぼれるqの音色

完全に油断してました。
あわてて記事を書きました。

愛は、こぼれるqの音色

書影がでてました。
アトリエサードさんから。
http://athird.cart.fc2.com/ca9/257/p-r1-s/




電子書籍化はたぶんありませんから、紙媒体のみだと思います。。

わしのたぶん最後の紙の本になるでしょう本が、かつてない美麗なイラストです。
画家は、かの土田圭介氏です。
鉛筆画の、一度みれば記憶に刻まれるような絵を描く画家さんで(正直、わしは畏れ多くて、「本当ですか」と何度も確認してしまったのですが…)、ご存知の方も多いと思います。


収録は2作品です。
「愛は、こぼれるqの音色」は、2011年に大森望さん編集の『NOVA5』というSFアンソロジーに収録された短編です。
その世界観を引き継いだ「密室回路」も書いたのですが、2.11の余波と、リーマンショックで没に。。。

わしもすっかり忘れてたころに、アトリエサードさんからだしていただけることになりました。
8年放置してたので、SFが、単なる密室ミステリになってますが!!


解説は岡和田晃さん、帯は大森望さんです。。
大森さんの帯文の最後の二行が、情け容赦なし。。







2019年3月6日水曜日

自由業者の老後

年金事務所から送られてくる年金の通知。
老後にもらえる年金をながめて、「もうちょっと会社勤めを長くやってればよかったなあ」と後悔した自分であります。

その年金も本当にでるのでしょうか。

タイトルの話です。
自由業と書くと、なんだかカッコよく聞こえます。
でも、要は零細下請け会社なんですよね。しかも組合もありませんから、補償も交渉能力もありません。

生かすも殺すも発注元次第の下請け、発注をだしてくれるところに嫌われれば、あっというまに干上がります。
原稿を1年かけて修正を重ねて、ようやく出版の過程に入る直前まできて、「営業方針が変わりまして、本がだせなくなりました」
……
これが日常茶飯事なのです。1年かけたのに、1円もでないのです。
そして訴えることもできません。。
いえ、一度だけ没原稿の稿料がいただけたのですが、あれは遥か昔のバブル全盛期。当時としても特別なことだったのだと思います。
あまりにも没が度重なりますと、海溝のような深い諦観といいますか、奴隷のような運命論に陥って、何をしてもダメなのだと考えるようになります…
2年前にお会いした編集様に、「そんなのビジネスじゃないですよ!」と怒られまして、救われましたが。


苦しさの大半は、「作家である自分を諦めるのが難しい!」ということでした。
転職を考えて放浪したのですが、社会から引っ込んでいた時期が長すぎて、いろいろと使い物にならなくなっているのです。事務能力も致命的に欠けてますし、職場の人間関係が下手すぎて…研修でアウト(´Д⊂ヽ
なんというかリストラと同じです。自由業にもあるのです。

転職先がないので、自分を発注元にしてまた書きはじめたのですが、そのときに、「凹んだときは萌えでハッピーになる💓」という萌えの基本法則に、はじめて気が付きました。同人時代がなかったものですから、ほしは知らなかったのですよ…。

今は依存症のように毎日書いております。
ほんとに合法的で生産的なドラッグですよね。創作って…

最近は英訳が楽しくて、やればやるほど面白くて、やめられない状態にはまってます。
そのうち電子書籍を使ってこっそり英語でだすかもしれません。

萌えは生きるために必要ですね~~(魂の叫び)

2019年2月6日水曜日

『ショートショートドロップス』


人工知能学会誌に掲載されたショートショート「ダウンサイジング」が、新井素子さん編著の『ショートショートドロップス』に収録されました。

【収録作家および作品】(五十音順)
新井素子「のっく」
上田早夕里「石繭」
恩田陸「冷凍みかん」
図子慧「ダウンサイジング」
高野史緒「舟歌」
辻村深月「さくら日和」
新津きよみ「タクシーの中で」
萩尾望都「子供の時間」
堀真潮「トレインゲーム」
松崎有理「超耐水性日焼け止め開発の?末」
三浦しをん「冬の一等星」
皆川博子「断章」
宮部みゆき「チヨ子」
村田沙耶香「余命」
矢崎存美「初恋」

豪華な顔ぶれに、わしが混じってますが(´_ゝ`)…気になさらず。

ほんとにショートショートですので。
学会誌に掲載されて、文庫人工知能の見る夢はにも掲載されて、今度はショートショート集に。ラッキーな短編であります。

少しだけネタバレをしますと。

人間の知覚の描写には、本文中多少の嘘とトリックを混ぜております。
人間の知覚,平衡感覚が失われると、無限に墜ちてゆく自由落下に似て、人にはとても耐えられない状況になります。
ですから、語り手も前半は主人公ですが、後半はちがうのです。

そこを意識して読んでくださいませ。
物語の嘘のほうは、子どもの頃から夢想してたことでしたので、どうしても書いてみたかったのです。
どうぞよろしくお願い申し上げます~。