Kindle版で本日、『閉じたる男の抱く花は』を出版しました。
この本は、2001年4月に講談社より発刊された同タイトルの作品を大幅に改稿したものです。
大学卒業の謝恩会の夜、祈紗(きさ)は泥酔した友人に絡んできた男から友人を助けようとして、その男に拉致されてしまう。想像だにしなかった暴力と辱めの一夜のあと、祈紗は日常にもどされるのだが。男は殺人犯なのか。
疑いを抱きつつ、祈紗は男を探しもとめる。
2人の男と1人の女の関わりは、わたしの好きなシチュエーションですが、一部暴力的な描写もあります。まったく売れなくて大変悲しかった作品です。
AmazonのKindleでのみ公開してます。
「本で」とおっしゃったくださった方もいたのですが、オンデマンド出版はまだ方法がわからないので、これから手探りになります。
しばらくは誤字脱字探しで、手直しするでしょう。
みなさまよろしくお願い申し上げます
そして、遅くなりましたが、『小説現代』2021年7月号に短編「ライトニング」が掲載されました。リンクはこちら→
性愛特集ということでどうなるかと思いしたが、なんとか無事に。
機会がありましたら、こちらもどうぞ。
やったー!嬉しすぎ。今、購入しました。仕事が終わったら読みます!昨夜、白花夜咲月見草が開花していい事ありそうとおもっていたらこれでした。
返信削除ありがとうございます! お楽しみくださいませ。今頃に咲く白くてかわいい花、白花夜咲月見草なんですね…。そんな素敵な名前があったとは✨
返信削除地下世界のダンディでネコとビィが発光する花を眺めるシーンは脳内で月見草にすり替わってます。狼なんかこわくないでの森の描写も好きです。むっとするような緑の森、すごく好きで。庭にテイカカズラを真似して植えたのですがちっとも花をつけません(😞)
返信削除あと、9/27にアンソロジーが出るとamazonに!楽しみです。閉じたる男の〜も一気に読みたいので明日まで封印です。
葛は万葉集の恋の歌によく登場しますから、思い入れがあります…。お庭や畑にでてくると大変ですけど。
削除9月のアンソロジーには、ロマンスSF(今作ったジャンル)で参加してます。豪華な顔ぶれですので、わたしも楽しみにしております~
葛の花、「桃色珊瑚」ですね…。ぜひ、電子書籍を♥「閉じたる〜」読みました。前に読んだ時は主人公を中心に読んで、なぜあんなに危険な人にグイグイ行ってしまうのか!カッコいいけれども!と。そしてタキが恐かったのですが、今回は佐宗さん中心で読んでいました。彼はタキを本当に憎みつつも愛してたんだと思いました。ラストのやっと会えたの所で今回は落涙。そして前回、あんなに恐かったタキが佐宗さんとお母さんを彼なりに愛していたんだろうとか、キサさんの面差が佐宗さんの死んだ婚約者に似ていたりしたのかなとか。色々想像しちゃいまして。電子書籍化ありがとうございました。
返信削除感想ありがとうございます♥ 『桃色珊瑚』の電子化ですか。うーむ、考えてみますね。。
削除はじめまして。図子先生の作品は「桃色珊瑚」を30年くらい前に学校の先生(男)にもらい読みました。自分には大人っぽすぎてドキドキする、と思っていました。誰かに貸したらそれきりになってしまい先日オークションでもう一度入手しようとしたらとんでもない値段になっていて!!
返信削除電子書籍化お願い致します。桃色珊瑚以降の作品の本はガッチリ手放さないようにしております。いつも濃密な世界観に腰が引けつつうっとりしています。長々失礼致しました。
桃色珊瑚、男性の先生にもらったんですか!(´Д`)なんかドキドキしますね。電子化はそうですね…今、大丈夫なんでしょうかね。アレは
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