2014年7月2日水曜日

『無名都市への扉』、予約できるようになりました


来月の本が予約可能になっておりました。

『無名都市への扉』岩井志麻子・図子慧・宮澤伊織






ゲラ稿を送りおえた直後でございますが、宣伝をば。

「電撃の塔」
えーと、純愛ストーリーです。
ついでにいいますと、ホラーです。
HPラブクラフトクトゥルー神話(クトゥルフと呼ばれることも)を知らなくても読める内容だと思いますが、ホラーが苦手な人はうーん、どうでしょう。
ゲラ直しのために、久しぶりに読み返したら、ちょっと恐かったです…



本のタイトルの「無名都市」(ラブクラフト全集3)とは、およそ1世紀前に、アメリカのホラー作家、HPラブクラフトによって書かれた短編です。
砂漠の古い古い遺跡を発掘していた男が、朽ち果てた都の廃墟の下に、謎の洞窟を発見します。男は何かに取り憑かれたように、その不気味な地底の穴を、たった1人でどんどんおりていってしまうのですね…。
しかし、みるからゾワゾワするような不気味な穴に、真夜中、1人で入りますかね? という突っ込みはなしで。だってホラーですから!!


ムードとしては、リドリー・スコットエイリアン』『プロメテウス』という映画に登場する謎の巨大遺跡を思い浮かべてください。
というのも、実は、『エイリアン』は、ラブクラフトの長編「狂気の山脈にて」をベースにして撮られた映画でして、つまりラブクラフトが造りあげた世界観をベースにしているのですね。
デザイナーのギーガーも同じく。

ラブクラフトの造りあげた小説世界は、彼の死後、友人の作家ダーレスによって体系化されまして、世界中の作家、漫画家、映像作家に共有されています。
こういうのをシェアワールドと呼びます。
日本の小説ですと、栗本薫先生のグイン・サーガなどでしょうか。
ぐょぐにょした緑や褐色のモンスターがでてきましたら、クトゥルーと思ってまちがいないです。


創土社さんのクトゥルー・ミュトス・ファイルズは、HPラブクラフトの一つの作品をもとにして作家が3人でアンソロジーを書くというシリーズです。
つまり、同じタイトルをあげた作家が、3人揃わないと、本がでない!

わたしは一昨年からお話をいただいていたのですが、なかなかマッチングする作家さんがいらっしゃらず。
ようやく岩井志麻子さんとマッチしまして、本になりました。


本がでましたら、またイベントがございましょう。
みなさま、よろしくお願い申しあげます。



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